公開日 2024.04.26
最終更新日 2025.01.16

フリーWiFiは安全ではない?潜む危険性と安全に使う4の方法を解説
目次
フリーWiFiとは、公共施設やカフェなどに整備されている誰でも自由に利用できるWiFi設備です。その施設で提供されているパスワードを利用すればだれでも利用できるため、便利な通信手段として知られています。
しかし、利用に際して危険性も備えているため、フリーWiFiの利用を検討している方は、その危険性を知ったうえで「安全に使う方法」によってフリーWiFiを利用しましょう。
本記事では、フリーWiFiに潜む危険性や安全に使う方法を解説します。フリーWiFiによって自身の情報等を危険に晒さないためにも、内容を把握したうえで安全に使う方法を実践しましょう。
※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。
フリーWiFiに潜む危険性

外出先でインターネットに接続するのにとても便利なフリーWiFiですが、利用すると以下のような危険性が起こることもあります。
- なりすまし
- IDやパスワードを盗まれる
- 通信内容の傍受
フリーWiFiの普及は増加傾向で、人の多い観光地やお店、レストランなどでも利用することができます。外出先でも通信量を気にせず、無料でインターネットに接続できるというメリットはありますが、このような危険性もあるということを理解しておく必要があります。
なりすまし
お店のフリーWiFiや、ホテルのフリーWiFiなど、正規のフリーWiFiになりすましている危険なWiFiもあります。WiFiのネットワーク名を正規のものに似せることで誤認させ、アクセスさせることを目的としています。また「偽物WiFi」や「悪魔の双子」などと呼ばれることもあり、アクセスした端末の個人情報を得たり、フィッシングサイトに誘導したりする被害が出てしまいます。
このようななりすましの危険性は、大規模なイベントや海外でも多く見られるので、しっかりと正規のフリーWiFiだと確認してから接続するように注意が必要です。
IDやパスワードを盗まれる
先述したなりすましと同様に、端末の中に入っているIDやパスワーなどの大切な個人情報が盗まれてしまう危険性があります。悪質なフリーWiFiにアクセスしてしまうと、アクセスした端末を勝手に操作されたり、端末の中身を覗かれたりしてしまうことがあり、重要な情報を盗まれてしまいます。
IDやパスワードを盗まれてしまうと、クレジットカードやSNSアカウントの不正利用などの被害につながる恐れがあります。外出先では重要な個人情報の入力は極力避けた方が良いですが、どうしても必要な場合にはフリーWiFiの接続は切ってから行いましょう。
通信内容の傍受
フリーWiFiに接続すると、通信内容を第三者に傍受されてしまう危険性もあります。多くのフリーWiFiは、特定のソフトウェアを使用することで比較的簡単に通信内容を解析たり、勝手に見たりすることが可能です。悪質な第三者によって、自身の知らない間に傍受されることもあるので注意が必要です。
通信内容には送受信したメールの内容や、通信中に閲覧したWEBページ、その中で入力したIDやパスワードといったものがあります。これらの情報を傍受されて、悪用されていまう可能性があります。
フリーWiFiを安全に使う方法

不特定多数の人が利用するフリーWiFiには危険性もありますが、外出先で端末とインターネットを接続できるとても便利な機能ではあります。フリーWiFiを安全に使用するためには、以下のような対策を実施することがおすすめです。
- 施設が提供するSSIDのみ使用する
- WiFiの自動接続をオフにする
- フリーWiFiで個人情報に関わる情報をやり取りしない
- SSL化されたWebページのみに使用する
フリーWiFiを利用する際は、自宅で使っているようなWiFiとは同じ感覚で使用しないよう注意が必要です。あくまで外出先で必要最低限なインターネット接続をするためのものだという認識を持つようにしてみてください。
施設が提供するSSIDのみ使用する
施設が正式に提供しているフリーWiFiに接続することは、安全に利用する上でとても大切です。フリーWiFiを提供している施設などには、SSID(ネットワーク名)が掲示されていることが多いです。このSSIDをしっかりと確認して接続することで、なりすましWiFiなどを回避できます。
施設などが正式に提供していると掲示していないフリーWiFiなど、どこのネットワークか分からないものは、なりすましなどの可能性もあるので安易にアクセスしないようにしましょう。
WiFiの自動接続をオフにする
スマホやパソコンなどには、WiFiに自動接続する機能があるものが多いですが、外出先ではこの機能をオフにすると危険を回避できます。自動でインターネットを探して接続してくれる機能はとても便利ですが、端末や設定によっては、なりすましWiFiなどの危険なWiFiにも勝手に接続されてしまうこともあります。
施設が正式に提供しているSSIDのものや、暗号化されているものなど、比較的安全に利用できるフリーWiFiのみを自身で選んで接続するようにしましょう。
フリーWiFiで個人情報に関わる情報をやり取りしない
フリーWiFiに接続された状態で個人情報に関わる情報のやり取りや入力などは行わないようにしましょう。どんなに気を付けていても、悪質なフリーWiFiを見分けることは難しく、なりすましや情報の傍受などをうけてしまうことがあります。できる限り安全に使用できるよう、個人情報などは安全な環境下で入力するようにしてください。
そもそも外出先での個人情報の入力やクレジットカードの情報の入力などは避けるべきとされています。悪質なフリーWiFiから傍受されるだけでなく、自身の後ろにいる人から盗み見されてしまったケースもあるので注意が必要です。
SSL化されたWebページのみに使用する
SSL化というのは、強力な暗号化技術で保護されたサイトのことを指します。httpsから始まるサイトはSSL化がされている状態にあるので、第三者が通信内容を見ることは難しく、安全に使用することができます。
端末によりますが、ほとんどの端末でSSL化されているサイトのアドレスバーには、鍵のマークが表示されています。鍵のマークが確認出来たらSSL化されているということなので、そのまま安全に使用できます。SSL化されていないサイトのアドレスバーには「安全ではありません」「保護されていません」という警告や「!」のマークが表示されます。開いたサイトのアドレスバーに注意して使用するようにしてみてください。
WiFiレンタルなら「WiFiレンタルどっとこむ」がおすすめ

外出先でインターネットに接続するための方法の一つに、モバイルWiFiの利用があります。フリーWiFiと違って不特定多数の人が使えるものではないのでセキュリティ面でも安心です。モバイルWiFiは決まった期間で契約して利用することもできますが、出張や旅行、入院などの短期間のみレンタルして利用することもできます。
モバイルWiFiのレンタルをしたい人には、WiFiレンタルどっとこむがおすすめです。モバイルWiFiのレンタル業者はいくつかありますが、WiFiレンタルどっとこむは多くの人に利用されている実績があります。機種も多くの種類があり、自身に合ったモバイルWiFiを決まった期間借りられます。また、空港やコンビニでも受取や返却が可能で、予約から使用まで手軽にできることが人気の理由の一つです。
まとめ
公共施設などに用意されているフリーWiFiは、外出先でもインターネット環境を整えられる便利な機能ですが、なりすましや情報の傍受などの危険性が多く存在します。
危険を回避するためには正式に提供しているSSIDのWiFiを使用したり、自動接続をオフにしたりと対策をすることが大切です。外出先で安全にインターネット接続をしたい場合には、モバイルWiFiの利用もおすすめです。自身に合った方法で、安全に使用できるようにしてみてください。
フリーWiFiとは、公共施設やカフェなどに整備されている誰でも自由に利用できるWiFi設備です。その施設で提供されているパスワードを利用すればだれでも利用できるため、便利な通信手段として知られています。
しかし、利用に際して危険性も備えているため、フリーWiFiの利用を検討している方は、その危険性を知ったうえで「安全に使う方法」によってフリーWiFiを利用しましょう。
本記事では、フリーWiFiに潜む危険性や安全に使う方法を解説します。フリーWiFiによって自身の情報等を危険に晒さないためにも、内容を把握したうえで安全に使う方法を実践しましょう。
※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。
フリーWiFiに潜む危険性
外出先でインターネットに接続するのにとても便利なフリーWiFiですが、利用すると以下のような危険性が起こることもあります。
- なりすまし
- IDやパスワードを盗まれる
- 通信内容の傍受
フリーWiFiの普及は増加傾向で、人の多い観光地やお店、レストランなどでも利用することができます。外出先でも通信量を気にせず、無料でインターネットに接続できるというメリットはありますが、このような危険性もあるということを理解しておく必要があります。
なりすまし
お店のフリーWiFiや、ホテルのフリーWiFiなど、正規のフリーWiFiになりすましている危険なWiFiもあります。WiFiのネットワーク名を正規のものに似せることで誤認させ、アクセスさせることを目的としています。また「偽物WiFi」や「悪魔の双子」などと呼ばれることもあり、アクセスした端末の個人情報を得たり、フィッシングサイトに誘導したりする被害が出てしまいます。
このようななりすましの危険性は、大規模なイベントや海外でも多く見られるので、しっかりと正規のフリーWiFiだと確認してから接続するように注意が必要です。
IDやパスワードを盗まれる
先述したなりすましと同様に、端末の中に入っているIDやパスワーなどの大切な個人情報が盗まれてしまう危険性があります。悪質なフリーWiFiにアクセスしてしまうと、アクセスした端末を勝手に操作されたり、端末の中身を覗かれたりしてしまうことがあり、重要な情報を盗まれてしまいます。
IDやパスワードを盗まれてしまうと、クレジットカードやSNSアカウントの不正利用などの被害につながる恐れがあります。外出先では重要な個人情報の入力は極力避けた方が良いですが、どうしても必要な場合にはフリーWiFiの接続は切ってから行いましょう。
通信内容の傍受
フリーWiFiに接続すると、通信内容を第三者に傍受されてしまう危険性もあります。多くのフリーWiFiは、特定のソフトウェアを使用することで比較的簡単に通信内容を解析たり、勝手に見たりすることが可能です。悪質な第三者によって、自身の知らない間に傍受されることもあるので注意が必要です。
通信内容には送受信したメールの内容や、通信中に閲覧したWEBページ、その中で入力したIDやパスワードといったものがあります。これらの情報を傍受されて、悪用されていまう可能性があります。
フリーWiFiを安全に使う方法
不特定多数の人が利用するフリーWiFiには危険性もありますが、外出先で端末とインターネットを接続できるとても便利な機能ではあります。フリーWiFiを安全に使用するためには、以下のような対策を実施することがおすすめです。
- 施設が提供するSSIDのみ使用する
- WiFiの自動接続をオフにする
- フリーWiFiで個人情報に関わる情報をやり取りしない
- SSL化されたWebページのみに使用する
フリーWiFiを利用する際は、自宅で使っているようなWiFiとは同じ感覚で使用しないよう注意が必要です。あくまで外出先で必要最低限なインターネット接続をするためのものだという認識を持つようにしてみてください。
施設が提供するSSIDのみ使用する
施設が正式に提供しているフリーWiFiに接続することは、安全に利用する上でとても大切です。フリーWiFiを提供している施設などには、SSID(ネットワーク名)が掲示されていることが多いです。このSSIDをしっかりと確認して接続することで、なりすましWiFiなどを回避できます。
施設などが正式に提供していると掲示していないフリーWiFiなど、どこのネットワークか分からないものは、なりすましなどの可能性もあるので安易にアクセスしないようにしましょう。
WiFiの自動接続をオフにする
スマホやパソコンなどには、WiFiに自動接続する機能があるものが多いですが、外出先ではこの機能をオフにすると危険を回避できます。自動でインターネットを探して接続してくれる機能はとても便利ですが、端末や設定によっては、なりすましWiFiなどの危険なWiFiにも勝手に接続されてしまうこともあります。
施設が正式に提供しているSSIDのものや、暗号化されているものなど、比較的安全に利用できるフリーWiFiのみを自身で選んで接続するようにしましょう。
フリーWiFiで個人情報に関わる情報をやり取りしない
フリーWiFiに接続された状態で個人情報に関わる情報のやり取りや入力などは行わないようにしましょう。どんなに気を付けていても、悪質なフリーWiFiを見分けることは難しく、なりすましや情報の傍受などをうけてしまうことがあります。できる限り安全に使用できるよう、個人情報などは安全な環境下で入力するようにしてください。
そもそも外出先での個人情報の入力やクレジットカードの情報の入力などは避けるべきとされています。悪質なフリーWiFiから傍受されるだけでなく、自身の後ろにいる人から盗み見されてしまったケースもあるので注意が必要です。
SSL化されたWebページのみに使用する
SSL化というのは、強力な暗号化技術で保護されたサイトのことを指します。httpsから始まるサイトはSSL化がされている状態にあるので、第三者が通信内容を見ることは難しく、安全に使用することができます。
端末によりますが、ほとんどの端末でSSL化されているサイトのアドレスバーには、鍵のマークが表示されています。鍵のマークが確認出来たらSSL化されているということなので、そのまま安全に使用できます。SSL化されていないサイトのアドレスバーには「安全ではありません」「保護されていません」という警告や「!」のマークが表示されます。開いたサイトのアドレスバーに注意して使用するようにしてみてください。
WiFiレンタルなら「WiFiレンタルどっとこむ」がおすすめ
外出先でインターネットに接続するための方法の一つに、モバイルWiFiの利用があります。フリーWiFiと違って不特定多数の人が使えるものではないのでセキュリティ面でも安心です。モバイルWiFiは決まった期間で契約して利用することもできますが、出張や旅行、入院などの短期間のみレンタルして利用することもできます。
モバイルWiFiのレンタルをしたい人には、WiFiレンタルどっとこむがおすすめです。モバイルWiFiのレンタル業者はいくつかありますが、WiFiレンタルどっとこむは多くの人に利用されている実績があります。機種も多くの種類があり、自身に合ったモバイルWiFiを決まった期間借りられます。また、空港やコンビニでも受取や返却が可能で、予約から使用まで手軽にできることが人気の理由の一つです。
まとめ
公共施設などに用意されているフリーWiFiは、外出先でもインターネット環境を整えられる便利な機能ですが、なりすましや情報の傍受などの危険性が多く存在します。
危険を回避するためには正式に提供しているSSIDのWiFiを使用したり、自動接続をオフにしたりと対策をすることが大切です。外出先で安全にインターネット接続をしたい場合には、モバイルWiFiの利用もおすすめです。自身に合った方法で、安全に使用できるようにしてみてください。